
【明治安田J1リーグ 第22節 柏レイソルVSヴィッセル神戸 2025年5月31日(土)16:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■代表復帰を果たした「エース」が先発
柏レイソルは、9か月ぶりにサッカー日本代表復帰を果たした細谷真大をスタメン起用。攻守の入れ替わりと力強さを武器にゴールを目指すが、ヴィッセル神戸も対人守備を徹底する。危機を招く手前で効果的にファウルも使い、好調を続ける柏を相手にしても、簡単にはチャンスを作らせない。
すると、先制点は神戸のものに。18分、コーナーキック後の混戦からマテウス・トゥーレルがヘディングでゴール左上にコントロールシュートを決める。
リードされた柏は攻撃のギアを上げ、仕掛けに積極さを増していく。久保藤次郎がキレのあるプレーで右サイドをえぐると、良いときの柏らしさを取り戻していった。
26分には久保の折り返しを受けた原田亘が思い切りの良いシュートを放ち、相手DFの股間を抜けたボールは、ゴール左隅に吸い込まれていった。柏がすぐに同点に追いついた。
だが、次のゴールを奪ったのは神戸だった。攻守の入れ替わりからワンタッチで攻撃が加速する展開の応酬となる中、扇原貴宏の直接FKが決まる。左足から放たれたボールは、GK小島亨介に触れられながらも、ゴール右上に決まる。1-2でハーフタイムを迎えた。