■気になるシステムは
現在のメンバーで、先発布陣を予想するのはかなり困難だ。そのため、まずは実績重視型で組んだ場合のスターティングメンバーと、今回、多く召集されたパリ五輪世代を中心とした先発メンバーを考えたい。実際にはそのようなきれいなすみ分けではなく、うまく混合させながらのメンバーになるはずだが、そのために2つを考察したい。
なお、今回はここまでの戦い方を考えて3-4-2-1で考察しているが、実際には4-2-3-1を採用する可能性もある。
実績を重視しつつ現在のコンディションや結果を残しているメンバー11人として考えられるのは、町野修斗、久保建英、鎌田大地、関根大輝、中村敬斗、遠藤航、佐野海舟、瀬古歩夢、高井幸大、町田浩樹、鈴木彩艶か。難しいのは右ウイングバックで、ここまでの日本代表の練習でこのポジションに入ることも多い関根大輝をまずは入れている。
一方、パリ五輪世代を中心として組んでみるメンバーは、細谷真大、久保建英、鈴木唯人、平河悠、三戸舜介、佐野航大、藤田譲瑠チマ、高井幸大、鈴木淳之介、関根大輝、鈴木彩艶か。複数ポジションをこなせるうえで、森保ジャパンに初召集の平河悠、三戸舜介、佐野航大の3人をどのように組み込むんで行くかが一つの注目となる。