【J1川崎のスタジアムMC小森すみ恵の「ACLEサウジアラビア遠征体験記」(3)】歓喜の準決勝で見た「美しさすら感じる光景」。一生忘れられないジェッダでの「バンザイ三唱」の体験も!の画像
現地でサポーターと撮影する小森すみ恵さん 写真:本人提供

 川崎フロンターレのスタジアムMC小森すみ恵が2週間かけて行っていたチームのACLEサウジアラビア取材遠征。出発から準々決勝アルサッド戦の前夜までのことはすでに書きましたが、その初戦の開催までで渡航期間はすでに1週間。この時点で、サウジアラビア・ジェッダでの生活にも慣れてきました。

 取材の合間に、水上モスクやヨットハーバーがある紅海沿いを散歩したことも。もし今後、サウジアラビア・ジェッダに行かれる方は。昼間は暑すぎるので、夕暮れ時や夜がおすすめです。また、ジェッダ中心部は高層ビルが立ち並ぶなど近代的なので、アラビアンな雰囲気を感じたい方は、旧市街に訪れのもいいでしょう。
 その旧市街に並ぶお店も午後から動き始めるですが、どこに行くにも、ジェッダは昼からといった感じ。“夜型”であることは間違いないです。
 また、ジェッダは高温多湿のため、女性陣はお肌の調子が良いことに気づき始めました。乾燥とは無縁のため、滞在中、報道陣の間では洗濯物が乾かなすぎる問題の改善策をみんなで話し合ったりしていました。
 そして迎えた現地時間の4月27日、いよいよ、準々決勝アルサッド戦です。日本からアウェイツアー&個人手配でたくさんのサポーターが集まってきました。私の宿泊するホテルにもフロサポの皆さんが数名来てくれて、先週は街中で日本の人をほとんど見かけなかったのに、試合が近づくにつれてショッピングモールなどでもフロサポを多く見かけるようになり、心強かったです!
 サポーターの皆さんが、仕事のお休みや遠征費など、いろんなことを調整し、努力してこのサウジアラビアにやってきたのだなと改めて尊敬しました。

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