■正ゴールキーパーを脅かす「存在」
後半の立ち上がりも、清水が反撃に出るよりも前に、名古屋が攻勢を強める。48分に和泉竜司のゴールが生まれると、50分にも椎橋慧也が追加点。一気に3点差とし、試合の行方を決定づけた。
思うようにいかない清水は、63分に乾、カピシャーバ、北川航也の攻撃陣3人を一気に交代。18歳の嶋本悠大や西原源樹ら「フレッシュな顔ぶれ」にチャンスを与えて、反撃を試みた。
その嶋本や西原が仕掛ける姿勢を見せたものの、1点が遠かった清水。
5万人を超える大観衆の前で0-3で名古屋が完勝。当日の朝に出場が決まったというピサノ・アレックス幸冬堀尾は突然の抜擢に応えるゼロ封。正ゴールキーパーのシュミット・ダニエルを脅かす存在として名乗りを上げた。
■試合結果
清水エスパルス 0-3 名古屋グランパス
■得点
36分 稲垣祥(名古屋)
48分 和泉竜司(名古屋)
50分 椎橋慧也(名古屋)