2連敗の「19位」名古屋と3連勝の「5位」清水が大舞台で激突、元サッカー日本代表が火花を散らした「東海ダービー」の意外な勝者と期待の新星【清水エスパルスvs名古屋グランパス】PHOTOギャラリー激闘25連写の画像
サッカー日本代表として名を馳せた、乾貴士(写真右)と永井謙佑が火花を散らす。【清水エスパルスvs名古屋グランパス】PHOTOギャラリー 撮影/渡辺航滋 (Sony α-1Ⅱ使用)
【激闘25連写】大舞台をオレンジ色に染めた「強力サポーター」!勝利の立役者2人が「Wガッツポーズ」!日本代表レジェンドが「ガチンコ激突」!

【明治安田J1リーグ 第14節 清水エスパルスVS名古屋グランパス 2025年5月3日(土)14:03キックオフ】 撮影/渡辺航滋 (Sony α-1Ⅱ使用)

■日本代表レジェンドが「本気デュエル」

 3連勝と好調の5位・清水エスパルスと、2連敗と降格圏に沈む19位・名古屋グランパスの一戦。国立競技場の大舞台で5万人を超える観客の前で行われた「東海ダービー」は、立ち上がりから予想外の展開。
「中盤でボールをつないで仕掛ける」戦い方で3連勝した好調の清水だが、2連敗の名古屋を相手に、まさかの展開。元サッカー日本代表のエース・乾貴士がスペースでボールを呼び込むものの、チームとしての効果的な攻撃につながらない。
 一方の名古屋は、同じく元日本代表の永井謙佑が前線から積極的なプレス。日本代表のレジェンドである乾と永井がボールを巡って、デュエルする場面も見受けられた。
 カピシャーバや松崎快が突破を試みるも、3連勝時の闊達な動きが失われたかのような清水。良さを発揮できないまま、次第に主導権は名古屋に奪われていった。
 一方の名古屋は、正ゴールキーパーのシュミット・ダニエルが突然の欠場となったものの、リーグ戦初出場となった19歳のピサノ・アレックス幸冬堀尾が安定したプレーを披露。チームとしても徹底したハイプレスで、清水にビルドアップの時間を与えない。
 名古屋のチャンスが増えていくと、38分に稲垣祥がヘディングで先制。その後も対人守備を徹底し、その勢いのままに名古屋がリードして前半を終えた。
 

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