
J1鹿島アントラーズの国立競技場開催のホームゲームに、強烈なバックアップが整った。人気お笑いコンビによるラップが発表されたのだが、あまりの出来の良さに驚きの声が広がっている。
近年、国立競技場でホームゲームを行うJクラブが多い。日本の首都東京、そして2021年の東京オリンピックでも使用されたナショナルスタジアムとあり、Jクラブのみならずファンも開催には力が入る。このゴールデンウィークにも5月3日に清水エスパルスがホームゲーム会場とするが、「ただいま、国立(ここ)は静岡」と銘打って、盛り上げに力を入れてきた。
清水に続き、J1クラブで国立競技場でホームゲームを行うのが鹿島だ。5月11日、J1第16節に川崎フロンターレを迎え撃つ。
現在首位に立つ鹿島と、ACLエリートでも決勝に進んだ川崎の対決。鹿島を率いるのは昨年まで川崎でクラブを何度も栄光へ導いた鬼木達監督という縁などもあり、盛り上がる要素には事欠かない。
だが、さらなる援軍が現れた。お笑いコンビ・カミナリの2人だ。
コンビを構成する竹内まなぶと石田たくみは、ともに茨城県の出身。特にまなぶは、公式プロフィールに趣味を「鹿島アントラーズを応援すること」と記すほどの鹿島ファンで、2人そろってクラブのイベントにも頻繁に登場している。
その人気お笑いコンビが、さらなる応援態勢に入った。国立開催のホームゲームに向け、2人の作詞による応援ラップを完成させたのだ。
まなぶが鹿島ファンである一方、たくみはヒップホップを愛することで知られる。その2人の得意分野が合わさり、ラップが完成したのだ。
クラブはYouTubeの公式チャンネルで、ミュージックビデオを公開した。カシマスタジアムで撮影されたカミナリの姿と、今季ここまでの鹿島の戦いぶりの映像に、2人によるラップが乗せられている。