
4月29日、J1リーグ第13節が各地で行われ、鹿島アントラーズは3−0で横浜F Cに快勝した。その2点目のゴールを奪ったFW鈴木優磨が決めたゴールパフォーマンスが大きな話題を呼んだ。
ニッパツ三ツ沢球技場での一戦。敵地に乗り込んだ鹿島は、我慢の前半を0−0で折り返すと、後半4分にチャヴリッチが自ら獲得したPKを決めて先制点をマーク。さらに同22分、左サイドバックのDF安西幸輝が対角に入れたロングパスをチャヴリッチが絶妙のトラップでボックス内に侵入し、相手GKをかわした後にサポートに駆け付けた鈴木に横パス。相手DFが2人、ゴールマウスの中に入ってシュートコースが限られた中、鈴木は右足でゴール右上の隅に蹴り込んだ。
問題は“そのあと”だった。3月1日の第4節FC東京戦以来となる今季4ゴール目を決めた鈴木は、喜びのガッツポーズを見せて仲間のもとに駆け寄る素振りを見せた後、踵を返して横浜FCのゴール前へ。そして肩肘で頭を支えて横になる“寝そべりポーズ”のゴールセレブレーションを披露したのだ。
この“煽り”と言えるポーズを決めた鈴木に対し、その上をまたごうとした横浜FCのDFンドカ・ボニフェイスの足裏が、鈴木の腕を触れて踏まれるような格好となり、一触即発のシーンが展開されることになった。