
今回のtotoはJ1第13節の8試合と、J2第12節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■2022年以降「1勝4分1敗」
記事前半では、降格圏にいるチームが上位を苦しめると予想した。同じように、首位の京都サンガF.C.にも、落とし穴が待ち受けていそうだ。
今節はガンバ大阪のホームに乗り込む。14位の相手から、狙うのはもちろん、勝ち点3の上乗せだ。
だが、そう簡単に京都が勝利を収められるとは考えられない。この2チームは近年、五分の戦いを繰り広げているのだ。
昨季の最終順位は、G大阪が4位、京都が14位と大きく離れていた。だが、リーグ戦での対戦は2試合ともドローに終わっている。京都がJ1に復帰した2022年以降の対戦成績は、どちらから見ても1勝4分1敗。まさに互角の戦いを演じてきた。
J1は連戦に入っているが、京都は一足早く、浦和レッズがクラブ・ワールドカップに出場するため前倒しで行われた4月12日から連戦はスタートしていた。疲れが出てきてもおかしくない頃だ。
ここ2試合勝利がないG大阪だが、アウェイでの戦いという影響もあっただろう。ホームという地の利、そして相性も鑑みて、勝ち切るとまでは言えないが、京阪ダービーはドローに終わり、互角の戦いがさらに続くと予想する。