
J2のサガン鳥栖が、スポンサーと元サッカー日本代表FWのコラボグッズの販売を発表した。特別デザインのトートバッグと、その中に収められた魅力的な商品、そして込められた思いに、多くの人が興奮の声を上げている。
鳥栖は現在、J1復帰に向けて懸命の戦いを続けている。開幕3連敗とスタートではつまずいたが、現在は2連勝中。第9節を終えてプレーオフ進出ラインの6位につけるV・ファーレン長崎と勝点1差の8位にまで順位を上げており、さらなる上昇気流に乗っていきたいところだ。
4月19日に行われるJ2第10節のレノファ山口FC戦も、「負けられない戦い」である。これまでもさまざまな形でクラブを支えてきた宮島醤油株式会社が、マッチデースポンサーとしてクラブを応援するのだ。
この記念すべき一日のため、コラボグッズが制作された。昨季限りで引退して、クラブ・コンダクターとして戻ってきた元サッカー日本代表FW豊田陽平氏とのコラボで「とよだセット」の試合会場での販売が決まったのだ。
特級ばら濃口醤油、九州あいがけカレーなどの魅力的な商品が、オリジナルトートバッグに入れられている。バッグは誕生50周年を迎えた「うどんスープ」と同じデザインで、「うどん」の代わりに「とよだ」の文字が大きくプリントされている。
400セット限定で販売されるのだが、さらにプレミアム感を高めるのが、すべてのバッグに豊田氏のサインが入れられていること。クラブがSNSで「音ありで聞いてください」との言葉を添えて公開した動画では、マスコットのかぶりものを身につけた豊田氏が何事かをつぶやきながらバッグにペンを走らせていた。