【どこよりも早い日本代表E1・26人を予想。今季J1で存在感を示す人材を軸に選出か?(2)】前回W杯経験者の相馬、代表常連の中山、大迫らがリーダー格。新顔で楽しみな北野、熊坂ら若手世代の画像
柏レイソルの熊坂光希、川崎フロンターレの高井幸大、セレッソ大阪の北野颯太 撮影:中地拓也
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 Jリーグで戦っている国内組にとって、7月に韓国で行われるE-1選手権に挑む日本代表入りは大きな目標。2026年北中米ワールドカップ(W杯)参戦を射止めようと思うなら、この大会が最大のチャンス。誰もがメンバー入りを虎視眈々と狙っているはずだ。
 前編のFWに続き、攻撃的MF陣を見ていくと、やはり2022年前回経験者最大の相馬勇紀西村拓真(ともに町田)は主軸を担うことになるだろう。
 相馬は国内組では数少ない2002年カタールW杯経験者。昨夏のJリーグ復帰後はケガで苦しむことも多かったが、最近は今季は全試合先発し、ゴールに絡む仕事も見せている。
「チームを優勝させてもう1回、代表に食い込みたい。『(代表に)戻る』んじゃなくて、『チャレンジしていく』シーズンにしたいと思ってます」と本人も開幕直後に語気を強めていたが、そのチャンスが巡ってくる可能性は少なくなさそうだ。
 普段からコンビを組んでいる西村とともにE-1に参戦できれば、お互いを生かし合う関係性も構築しやすい。西村の方も今季から新天地・町田へ赴き、最初はやや適応に苦しんでいる印象もあったが、すでに4ゴールをゲットするなど、持ち前の得点感覚にも磨きがかかりつつある。思い起こせば、第2次森保ジャパン初陣だった2023年3月のウルグアイ戦(東京・国立)で新体制初ゴールを挙げたのも彼だった。本人も再び日の丸を背負って大舞台で活躍したいという意欲は強いはずだ。

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