
4月16日、川崎フロンターレは敵地でヴィッセル神戸と対戦する。この試合を前に、神戸に所属する偉大な先輩・酒井高徳への想いや日本サッカーにさらに馴染むために取り組んでいることを語った。
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川崎に所属することで初めて日本のプロサッカーに挑戦している伊藤。チームデビュー戦はACLEの浦項スティーラース戦で、アウェイ韓国での試合だった。
Jリーグでのデビュー戦は古巣・柏レイソル戦で、得点を決めたかに思われたが認められず。初得点はお預けになったが、3月29日のFC東京戦でJリーグ初ゴールを記録してみせた。
そんな伊藤にとって乗り越えるべきものが過密日程だ。現在、チームは中2日や中3日での連戦に挑んでおり、サウジアラビアでのACLEファイナルステージを前に7連戦の真っただ中。神戸戦がその6試合目となる。
伊藤は「自分のサッカー選手人生で、今まで基本的に週に1回しか試合をしてこなかったので、初めての経験で」と話すが、現在のコンディションについて聞けば、「最初はやっぱりちょっと違うなってすごく感じていたんですけど、最近は体は大丈夫。(切り替えが必要なのは)体よりも頭で、試合に向けて試合モードに入っていくみたいなところがこの2試合ぐらいではちゃんと作れている感覚があるので、今後も連戦は大丈夫なのかな」と自信を見せる。