■コンビネーションの「悪化」は当然
全体にピリッとしたところがない試合だったが、移動の疲れや時差調整の影響があったのかもしれないし、あるいは世界最強のアメリカに挑戦した「シービリーブスカップ」と違って、相手がランキングで下のコロンビアということで集中を欠いたのか……。
コロンビアにうまく守られたというよりも、日本の出来が悪かったという試合だった。後半、1点を追う状況だったが、ニールセン監督は次々と代表経験の浅い選手たちを投入していった。若い選手たちは潜在能力は高いものを持っているが、これだけ大勢の選手を変えてしまうと、コンビネーションが悪くなるのは当然の結果だ。