
ドイツ1部ボルシアMGに所属するサッカー日本代表DF板倉滉の“パーフェクトタックル”への反響が続いている。
現地3月29日に行われたブンデスリーガ第27節のライプツィヒ戦だった。代表帰りの疲れも見せずにてスタメン出場した板倉は、攻守において好パフォーマンスを披露。「攻」では後半10分に右コーナーキックの流れから巧みな右足ボレーを放って先制点へと繋げ、「守」では集中力高く相手の攻撃を防ぎ続けた。
そして圧巻だったのが前半25分の「守」のシーンだった。バルセロナのカンテラ時代から天才と騒がれたオランダ代表FWシャビ・シモンズがスピード豊かなドリブルで左サイドを抜け出すと、右CBの板倉が素早くカバーリング。凄まじい勢いでの鋭いスライディングタックルを見舞い、見事にボールを掻っ攫って見せた。
この仲間の士気も高める豪快なスライディングタックルにスタンドのサポーターは大盛り上がり。もんどり打ってピッチに叩きつけられたシャビ・シモンズだったが、ノーファウルでの完璧なスライディングタックルに、抗議することなく板倉に敬意を示して握手を求めた。