
太い絆で結ばれた背番号51同士、サンフレッチェ広島のFW加藤陸次樹とガンバ大阪FW満田誠のユニフォーム交換ショットに反響が寄せられた。
J1リーグが第6節まで終えた3月18日、加藤が自身の公式インスタグラムを更新した。そこで「まこに会いに行ってきましたー!ほんとに可愛い後輩だ」と綴り、今季開幕後に広島からG大阪へと電撃移籍した元チームメイトの満田との再会を報告。「ユニフォーム交換しました。お互い頑張ろう」と続け、お互いの背番号51のユニフォームを掲げた写真を投稿した。
加藤と満田は、ともに広島ユース出身。2学年上の加藤のことを、満田は常に目標にしてきたという。ユース卒業後、加藤は中央大、ツエーゲン金沢、セレッソ大阪を経て2023年途中に広島に加入し、満田は流通経済大を経て2022年から広島に所属。2人はプロの舞台で念願のチームメイトとなり、約1年半に渡って行動を共にしながら、ピッチ上ではホットラインと言える息の合ったコンビネーションを見せてきた。
それだけに、加藤は今回の満田の移籍を最も寂しがり、その想いに応えるように満田は新天地で加藤の背番号51を選択した。そしてこの日、大阪・西九条にあるイタリア食堂『マリーケント』で、同じく広島ユース出身で今季から東海FCでプレーしている加藤の双子の兄・威吹樹を交えた食事会を開き、そこでユニフォーム交換を実施。ファンは2人の再会を楽しみにしていたが、思ったよりも早くその機会が訪れたようだ。