
現地3月15日にイングランドFA女子リーグカップ決勝が行われ、チェルシーFCウィメンが2−1でマンチェスター・シティWFCに勝利した。なでしこジャパンMF長谷川唯の痛恨のオウンゴールが話題となった。
チェルシーでは浜野まいかが途中出場し、マンチェスター・Cでは長谷川に加えて藤野あおば、山下杏也加がスタメン出場した試合。開始8分にチェルシーがマイラ・ラミレスのゴールで先制して前半を折り返すも、後半19分に藤野がハーフウェイラインを越えたところからドリブルで持ち上がってからの強烈な右足ミドル弾を決め、マンチェスター・Cが同点に追い付いた。
その流れの中で迎えた後半32分だった。チェルシーが右サイドを突破したラミレスが中央へスピードのある右足クロスを送り込むと、直前に投入された浜野が走り込む。その直前で、長谷川が左足を出して先にボールを触ったが、そのクリアボールがそのままループシュートのような形で自陣ゴールに吸い込まれていった。
まさかのオウンゴールとなった長谷川は、ピッチ上に座り込み、荒れたピッチの芝を地面に投げ付けて悔しがった。結果的に2−1で試合終了となり、チェルシーイレブンが歓喜に沸く傍ら、長谷川は悔し涙を流すことになった。