
現地3月15日、プレミアリーグ第29節が行われ、サッカー日本代表MF三笘薫が所属するブライトンが敵地でマンチェスター・シティと対戦し、2−2の引き分け。三笘の“幻のゴール”に多くの意見が寄せられた。
リーグ4連覇中の王者の本拠地エティハド・スタジアムに乗り込んでの一戦。第25節のチェルシー戦での“超絶トラップ弾”が2月のリーグ月間最優秀ゴール賞に選出された三笘は、この日も4−2−3―1の左サイドハーフでスタメン出場した。その開始6分の出来事だった。
相手の攻撃を防いだ直後、右サイドでパスを受けたジャック・ヒンシュルウッドが、ドリブルで持ち上がってから右足でアーリークロスを放り込む。そのボールがファーサイドまで流れたところに三笘が大外から飛び込んだ。だが、相手DFリコ・ルイスも必死のタックル。それでも三笘は諦めることなく、浮き上がったボールに頭から飛び込むが、手を伸ばしたGKシュテファン・オルテガと接触する。それでも最後は絡み合うようにしながら、三笘の背中にボールが当たってゴールの中にボールが吸い込まれた。
ブライトンの選手たちが喜び、三笘の今季リーグ戦8ゴール目かと思いきやが、ファールの判定でノーゴール。前節フラム戦に続いての“幻のゴール”となった三笘は、両手を広げて唖然とした表情を見せた。