サッカーくじ「toto」予想(第1520回)3月15・16日(1)鹿島VS浦和「2022年からの因縁」に終止符、「アクシデント続き」の広島は柏と…ビッグクラブ同士、上位チーム同士が激突の画像
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 今回のtotoはJ1第6節の10試合と、J2第5節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

■ドロー街道が「終点」を迎える

 今週末も、ビッグクラブ同士の対戦がやってくる。鹿島アントラーズ浦和レッズが激突するのだ。

 このカードでは、不思議な現象が続いている。2022年から実に6試合も、引き分けが続いているのだ。

 互いの大きな戦力が拮抗していたのか、あるいは相性なのかは分からない。だが、その「ドロー街道」が、ようやく終点を迎えることになりそうだ。

 これまで6連続引き分けの両チームだが、前後の試合の状況などでは大きな違いがある。鹿島が過去3シーズンで、勝利を収めた試合の後に浦和戦を迎えたことは1度しかない。その他の5試合の前節は、2試合が引き分け、3試合が敗戦という結果だった。つまり、調子が上がらない状況で浦和戦を迎えていたとみることができる。

 浦和は対照的だ。鹿島戦を迎える前の試合の結果は、3勝2分1敗。つまり、調子を上げていこうというところで、鹿島にストップをかけられることが多かったのだ。しかも勝利して迎えた鹿島戦で引き分けに終わった3試合のうち2つが、現在率いるマチェイ・スコルジャ監督が率いていた2023年のものだ。

 両チームとも、前節は勝利を収めている。だが、その意味は異なり、鹿島は好調の柏レイソルを破って4連勝を飾ったが、浦和は初めてJ1を戦うファジアーノ岡山を相手に、ようやく今季初勝利を挙げた。よって導き出される答えは、上昇気流に乗る鹿島の勝利だ。

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