■新ルールが「大きな圧力」に

 このテストは、2024年の夏以降、イングランドの「プレミアリーグ2(21歳以下の育成のための大会)」、マルタのアマチュアリーグ、イタリアのユースリーグの400以上の試合で試験採用された結果、コーナーキックが与えられたのはわずか4回、主審がコーナーキックを与えるべきケースで与えなかったのは1回だけ、すなわち「8秒」を超えたのは5回だけ(80試合に1回)だったという。

「この数字に、私たちは衝撃を受けた。だから試験採用の開始から1シーズンもたっていないが、すぐに正式なルール改正をすることにした」と、エラリー氏は説明した。このようなテスト結果になったのは、「ボールをすぐに放さないとCKを取られる」ということがGKに大きな圧力になったためと推測されている。

 新ルールは、公式には今年の7月1日から施行されるが、その時点ですでに進行中の大会では、どの時点で導入されるかをそれぞれの裁量で決めることができる。Jリーグでは通常、夏に短い中断があった後の採用となるのが普通だ。

(2)へ続く
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