■緑濃い森林に残る「石造りの遺跡」
僕はブエノスアイレスからの便で帰国することにしていたので、決勝戦の後、ブエノスアイレスに向かいました。アルゼンチン・ミシオネス州の州都ポサ-ダス経由でした。
「ミシオネス」というのはスペイン語の「Мision」の複数形「Мisiones」です。面積3万平方キロ弱、人口120万人の小さな州ですが、世界遺産の伝道所の遺跡が30か所以上もあるので、それがそのまま州名になっているのです。
ただ、世界遺産とはいってもかなり辺鄙な場所なので、それほど多くの観光客が集まって来るわけではありません。緑濃いジャングルの中に赤っぽい石造りのキリスト教施設の跡がひっそりと残っています。何か所か見に行きましたが、どこも実に静かなところでした。
こんな場所を訪れることができたのも、サッカーのおかげです。