■J1初見参のチームに「敗北」も
19位の浦和レッズも、ビッグクラブながら未勝利と苦しんでいる。今節はファジアーノ岡山とのホームゲームに臨む。
J1初昇格のチームにとって、浦和のホームは難しい場所であるに違いない。多くのファンの熱気に圧倒されるからだ。
だが、浦和が初めてホームに乗り込んでくるJ1初見参のチームを圧倒しているかというと、そうでもない。昨年はFC町田ゼルビアに屈しており、2018年にはV・ファーレン長崎と引き分けた。2014年に徳島ヴォルティス、2015年に松本山雅を破ってはいるが、クラブの規模を考えると、物足りなさは残る。
初昇格のチームにとって埼玉スタジアムが未体験の地であるのと同様に、浦和にとっても初顔合わせのチームは「未知の存在」。あなどれない相手だ。敗れるとまでは言わないが、浦和の調子を考えれば、引き分けに終わる可能性は十分だ。
残る未勝利チームはアルビレックス新潟だ。樹森大介新監督の下で健闘していると言えるが、初勝利はまたお預けになりそうだ。
ホームに迎える東京ヴェルディは前節、アクシデントに見舞われた。試合中に複数の選手が負傷で交代を余儀なくされたのだ。よって今節の東京Vは先発の入れ替えが必要になりそうだ。
通常なら、メンバー変更はマイナスに働きそうだが、東京Vはそうではない。熱血漢の城福浩監督が、チャンスを得る形になる選手たちを鼓舞するはずだ。若い選手が多い東京Vは、逆境をバネに変える可能性を秘めている。
もともと新潟から見て、3勝8分7敗と引き分けの多いカードである。両チームの状況を鑑みて、ドロー決着が妥当だろう。
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