■若手への期待とパワープレーの整理
また、大関友翔や神田奏真の若手にも期待したいところ。先述したように、第1戦の途中で大関が出場。今季、川崎では初めての公式戦出場ながら、前への積極性を見せていた。J3で揉まれ、U―20サッカー日本代表としても自信がついた今、時間帯によっては期待したい一人。練習立ち上げの8日の時点では、先発の可能性もないとはいえない。
同じくU―20サッカー日本代表に帯同していた神田奏真も、昨季、ACLEで大きく飛躍を遂げた一人。前線に枚数を増やす場合、若きストライカーもその候補の一人となる。
もう一つの注意は、パワープレーに舵を切った時の戦い方だ。川崎は必ずしもパワープレーが得意ではない。得点を重ねて勝利してきた期間が長かっただけに、パワープレーに踏み切る機会が少なかったこともある。身長の高い高井幸大らを上げるにせよ、FWの枚数を増やすにせよ、前に人数をかけた中でどのように戦うのかは、改めてのイメージ共有が必要となりそうだ。
当然、守り方も確認が必要となる。前に人数をかければ、長谷部フロンターレとしてはいつもとは違った形で守り切ることが求められる。リスクを負わなければいけないからこそ、新たな管理方法も必要だ。