
3月12日、川崎フロンターレはアジア青覇のために大一番に挑む。ACLEラウンド16の第2戦上海申花戦がそれなのだが、アウェイでの第1戦は0-1で敗戦しており、2点差以上での勝利、もしくは、引き分けにしたうえでPK戦を制することが求められる。
※ ※
この試合でカギとなる要素の一つが途中出場の選手だ。早い時点で2点差以上のリードを奪うこができれば守り切る交代となるが、そうでなければ当然、得点を狙いに行く交代となる。FWや2列目の選手の交代があれば、ボランチから後ろの選手を攻撃的にする、あるいは、枚数を少なくして前の人数を増やすことも考えられる。
しかし、ここで2つの注意が必要となる。1つ目は、途中交代の選手が役割をはっきりと見せられるかだ。第1戦ではハーフタイムに家長昭博を、後半14分に佐々木旭を、後半35分にエリソンと瀬川祐輔と、後半40分に大関友翔を入れている。いずれも、後ろの枚数などは変えずにポジションをそのままにした交代策だった。
家長や瀬川は交代前の選手と違うタイプの選手で、交代前の戦い方をしていたわけではない。かといって、特に家長を生かす戦い方ができているわけではなかった。瀬川は内側に寄ってのポジショニングが多く、三浦颯太を生かすためだった可能性が高いが、クロスがはね返され続けている流れは前半から変わらなかった。