■システム変更で生じた難しさ

 システム変更に伴って2シャドウに入った10番のジョアン・カルロス・テイシェイラと7番のシュー・ハオヤンの2人を、川崎はなかなか捕まえられない時間が続く。技術だけでなく運動量も有するテイシェイラは広くピッチ内を移動し、時にはやや引きながら、川崎の立ち位置を見てプレー。河原創や山本悠樹の横で受けては川崎にリズムを与えないようにプレーしていた。
 シュー・ハオヤンが上海申花でスターティングメンバーに名を連ねるのはおそらくこれが今季初。サイドバックなどさまざまなポジションをこなせる器用さを持っており、この試合での抜擢はテイシェイラや1トップのサポートの目的があったためと思われる。
 その上海申花との第1戦での川崎の立ち位置で、いくつか気になる点があった。一つはサイドハーフの位置取りで、いつもより高い位置を取っていたこと。これはサイドバックがボールを持てる状況だったためにスペースを空けるためだったよう。また、前からハメに行くときにより、近い位置取りにもなる。
 また、河原創と山本悠樹が難しさを抱える立ち位置だったこともある。2人は両斜め後ろに相手選手を見ることとなり、味方CBの動きなどを見て受け渡しながら自分のプレーをする必要があった。

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