【1点を追う川崎。ACLE逆転勝利のために必要な戦い方と警戒点とは(1)】システム変更だけではない、第1戦で苦戦した理由とは。狙いの攻撃を完全封じられた中で見せたかったものの画像
川崎フロンターレはどう戦うのか 撮影:中地拓也
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 3月12日、川崎フロンターレはアジア青覇のために大一番に挑む。ACLEラウンド16の第2戦上海申花戦がそれなのだが、アウェイでの第1戦は0-1で敗戦しており、2点差以上での勝利、もしくは、引き分けにしたうえでPK戦を制することが求められる。

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 まさかの敗戦だった。3月5日、上海体育場で迎えた第1戦で、川崎フロンターレは完封負けを喫する。しかも、ただ敗戦したわけでなくシュート数は相手よりも少なく、決定機もけっして多くない中で最初の90分間を過ごした。
 苦戦したのにはいくつかの理由がある。その一つが、上海申花のシステム変更だ。通常、上海申花は4-4-2のボックス型で攻守を戦う。しかし、この試合では4-3-2-1という、“クリスマスツリー”と言われるシステムを採用。川崎としては、かみ合わせの部分で確かめながら序盤を過ごした。
 システムを変更した理由として考えられるのが、9番・アンドレ・ルイスの欠場だ。3月1日に行われた国内の試合では先発していたものの、この試合ではメンバー外に。このルイスとサウロ・ミネイロの2トップが前線で猛威を振るう4-4-2を武器としてきた上海申花としては、アンドレ・ルイスの不在で戦い方を変えざるをえなくなったと見られる。
 サウロ・ミネイロがそのまま1トップに入らなかったのは、前半から出して消耗するよりも途中交代で入れてパワーを出したかったからか。実際、この試合では69分からピッチに立っており、負傷などの様子は感じさせないプレーを見せていた。

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