「マジで天才!」イングランドで「ボールに触らず2人を無力化」の長谷川唯に賛辞続々!「頭いいなあ」「足技よりこういうのが好きや」などの声の画像
長谷川唯の知的なプレーが世界を驚かせた 撮影:中地拓也

 イングランドでプレーするサッカー女子日本代表MF長谷川唯が、魔法のようなプレーを披露した。ボールに触ることなく2人の相手選手を無力化したプレーに、世界中で驚きの声が広がっている。

 サッカー女子日本代表は現在、アメリカの地で汗を流している。現地時間2月20日に初戦を迎えるSheBelieves Cupに出場するためだ。

 なでしこジャパンで初の外国人指揮官となるニルス・ニールセン監督の初陣となる大会で、期待されるひとりが長谷川だ。現在は、男子も世界トップを争うマンチェスター・シティの女子チームでプレー。世界各国から集まる名手とのプレーを通じて、日々成長を続けている。

 なでしこジャパンは2011年、世界一に輝いた。女子ワールドカップを制したのだが、結果のみならず、そのスタイルでも世界を魅了した。フィジカルの強さに頼るのではなく、高い技術を活かしたサッカーを世界に見せつけたのだ。

 復権を目指すなでしこジャパンの系譜を継ぐひとりが、長谷川だ。身長は157cmと、世界中から名手が集うイングランドのピッチ上だけではなく、日常生活においておも小柄な部類に入る。

 だが、体格を言い訳にしないのが長谷川だ。ハンディにも感じさせないインテリジェンスを、試合の中で披露。そのワンシーンを、クラブがSNSで公開した。

 公開されたのは、リバプール戦でのワンシーン。長谷川は、ボールに触ることなく2人の相手選手を無力化した。

 長谷川は、スローインを受けにタッチライン近くへと寄っている。その左右からは、すぐに2人の相手選手が寄せていく。

 通常ならば、スロワーにワンタッチでボールを返すだろうか。だが、長谷川はまったく違う選択をした。ボールに触らずに、寄せてくる2人の相手選手を無力化。悠々と2人の間を抜け、チームメイトへとパスをつなげたのだ。

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