
2月26日、J1第3節が各地で行われ、柏レイソルは三協フロンテア柏スタジアムにセレッソ大阪を迎えた対戦。2-1で勝利したが、その同点弾が絶賛されている。
川崎フロンターレとのホーム開幕戦を1-1で引き分け、そこから中3日で迎えたこの試合。今季から指揮を執るリカルド・ロドリゲス監督は、ここまで先発させてきた細谷真大ではなく垣田裕暉を1トップに起用。2シャドウには引き続き小泉佳穂と渡井理己を並べる形で試合に挑んだ。
今季は新たな戦術を採り入れてビルドアップに力を入れているが、それが生きたのが1点を追いかける後半21分だ。左サイドでボールをつなぐと、杉岡大暉がサイドチェンジ。右サイドで張っていた久保藤次郎に渡り、その久保がペナルティエリア内にスルーパスを送る。
ポケットを取ってボールを受けたのが木下康介で、中に折り返すと垣田裕暉が難しい体勢ながらも併せてスコアを振り出しに戻したのだ。
垣田は1997年生まれの27歳のFWで、鹿島アントラーズの下部組織出身。トップチームに昇格を果たしたものの、武者修行として3クラブにレンタル移籍。その一つである徳島ヴォルティス時代にリカルド・ロドリゲス監督の教えを受けていた。