「夢かと…凄い崩し…素晴らしい!」J1初昇格の岡山“長短高低自在”連続6本ダイレクトパス連携弾が美しい!「共有力のかたまり」「サポが1番驚いてるかも」の声の画像
ファジアーノ岡山のサポーター 撮影:中地拓也

 クラブ史上初のJ1昇格を果たしたファジアーノ岡山が、開幕戦で見せた華麗なコンビネーションゴールに称賛の声が集まった。

 2004年に創設、2009年にJ2参入を果たした岡山は、昨季J2で5位となって進出したJ1昇格プレーオフを勝ち抜いた。そこからオフの補強とトレーニングキャンプを経て迎えた2月15日の開幕戦、本拠地JFE晴れの国スタジアムに京都サンガF.C.を迎え撃った。

 立ち上がりのピンチを切り抜けた岡山は、前半23分にコーナーキックからDF田上大地が記念すべきクラブJ1初ゴールを決めて先制点を奪う。すると、その勢いのまま迎えた同36分、今度は複数人が絡んだ華麗なのゴールを決める。

 絡んだ人数は5人。中盤でのボールの奪い合いからショートパスを繋いだ後、FWルカオの落としを、今季新加入した元日本代表MF江坂任が右サイドのスペースへ浮き球のパスを送る。そこに走り込んだMF柳貴博がボックス内から頭で中央に折り返すと、最後はMF木村太哉が右足で強烈なシュート。中盤でボールを奪ったところから、長短、さらに高低も自在に計6本のダイレクトパスを繋いだ末にゴールネットを揺らした。

  1. 1
  2. 2
  3. 3