
ACLE1次リーグ第7節が行われ、川崎フロンターレはアウェイで浦項スティーラースと対戦。4-0で勝利した。
浦項のホームスタジアムでここまでJリーグ勢は未勝利という鬼門で、今季初めての公式戦を迎えた川崎フロンターレ。硬いピッチと寒さの中で、序盤は堅実な戦い方を見せる。
ホームチームの圧力も強い中で、均衡を破ったのは佐々木旭の持ち運びだった。38分、右サイドでボールを持った佐々木は、前方で張る伊藤達哉を確認しながらも中にドリブル。中央にいた山本悠樹に渡すと、そこから山田新にダイレクトパスが渡り、外にいた伊藤へと展開する。
その新加入ドリブラーが上げたクロスに山田新が頭で合わせてゴールネットを揺らすことに成功。川崎が先制する。
その後、浦項に退場者が出た中で迎えた71分、佐々木旭が高い位置でボールを一人で奪いきる。そのまま中に持ち運ぶと、前方に脇坂泰斗がいる状況で、強めのパスで奥にいた山田新にボールを渡す。その山田がヒールで落としたボールを、脇坂がダイレクトシュート。川崎らしさ全開の美しいゴールが決まったのだった。