スペイン1部レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英のメッシを彷彿とさせる力強い“リカバリードリブル”が話題を呼んだ。
現地1月19日に行われたラ・リーガ第20節で、ソシエダは0-1でバレンシアに敗れた。勝てば暫定5位浮上のチャンスだったが、久保を含めて主力数人をベンチからスタートさせ、ふだんとは異なる3-5-2システムでスタートした中、前半26分に失点すると、それを取り戻せずに最下位チーム相手にウノゼロ敗戦を喫した。
それでも久保は好調だった。4バックに戻した後半の17分に投入されると、同20分に右サイドのタッチライン際からの仕掛けで攻撃にアクセントを付ける。そして話題となったのが、後半43分のシーンだ。
またも右サイドでボールを持ったところから、中央に回り込むようにしてドリブルで縦に突破した久保に対して、マークに付いていた相手DFがたまらず腕を使って止めにかかる。バランスを崩して転倒したところで当然、「ファウル」の笛が吹かれるかと思ったが、久保はすぐに立ち上がってドリブル継続。密集地帯から相手を弾き飛ばしながらボールを持ち出し、味方へとパスを繋いだ。