フランス1部スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表MF伊東純也の2025年初ゴールが話題を集めた。
現地1月11日に行われたリーグ・アン第17節、本拠地でのニース戦で、伊東は4−3−3の右サイドで開幕から17試合連続でのスタメン出場。左サイドの中村敬斗と両翼コンビを組んでピッチに立った。すると、前半28分に先制点を奪われた後の同34分だった。
右サイドの高い位置でボールを受けた伊東は、ゆっくりとしたリズムでボールを持ち運んだ後、キックフェイントから味方にボールを預けてボックス内に侵入する。その流れの中からテディ・テウマが中央へクロスを送ると、ニアサイドで相手DFが頭でブロック。浮き球でのルーズボールとなった。
そこに伊東が素早い反応を見せた。ボールが空中に浮いている間に、抜群の瞬発力で落下点に入り込むと、そのまま右足ダイレクトボレー。ゴールエリアの右角から相手GKの脇を抜いて逆サイドへとシュートを突き刺した。
これが伊東にとってはリーグ戦6試合ぶり今季4得点目にして2025年の初ゴール。同点ゴールのために笑顔はなかったが、中村を含めたチームメイトと歓喜のタッチ。スタンドの本拠地ファンも大喜びだった。