J3松本山雅FCが2025年シーズンの新ユニフォームを発表した。クラブ創設60周年を記念する洗練された“緑×黒×金”配色のデザインに注目が集まった。
1965年に創部された山雅サッカークラブを母体としている松本山雅は、2012年にJ2参入を果たすと、2014年にJ2で2位、2018年にはJ2優勝で2度のJ1昇格を果たした。だが、ともに1年でJ2降格となり、さらに2021年にJ2最下位でJ3降格となった。そしてJ3で3シーズン目だった昨季は、リーグ戦4位から進出したJ2昇格プレーオフの決勝で2点を先制したが、そこから2失点で引き分けに持ち込まれ、惜しくもJ2復帰を逃した。
その悔しさを胸に、再起を誓う2025年。新ユニフォームのテーマは「アニバーサリー」とした。1stユニフォームは、信州の3つの山脈(飛騨・木曽・赤石山脈)を表す「ライトグリーン」と、『信濃の国』にも歌われる4つの平を表現した「ダークグリーン」をボディ全体でミックスし、信州の自然豊かさとクラブのアイデンティを表現した。
そして松本城を連想させる「ブラック」カラーを大胆に配置することで全体を重厚感のあるシックなデザインに整え、晴れ間から降り注ぐ光を連想させる「ライトゴールド」と60周年記念ロゴをアクセントとして採用することで、伝統と格式を感じさせる記念デザインユニフォームが完成させた。