今季限りでJ1名古屋グランパスを退団したGKミッチェル・ランゲラックが12月16日までに日本を離れ、母国オーストラリアに帰国した。その“お別れショット”の数々に反響が寄せられた。
現在36歳のランゲラックは、メルボルン・ビクトリーでプロのキャリアをスタートさせた後、ドイツ、スペインでのプレーを経て、2018年1月に名古屋に加入した。そこから7年間、守護神としてゴールマウスを守り続け、主将も務め、クラブ外国籍選手史上最多となる公式戦通算287試合に出場した。何より、日本を愛し、名古屋に溶け込む姿に、多くのファンが親しみを込めて“ミッチ”と呼んだ。
そして“ミッチ”の妻であるリアノン・ランゲラックさんも来日当初から「美人すぎる」と騒がれ、日本で生活している間に3人に増えた子どもたちとの“家族ショット”も何度も話題になった。そして日本を離れる日、空港には名古屋の稲垣祥や永井謙佑などのチームメイトたちが家族とともに駆け付け、別れを惜しんだ。
その際に撮影した写真を、妻・リアノンさんが自身のインスタグラムに「最後のお別れ」と題して投稿した。日本に住んでいた自宅写真から、空港で撮影したハグ写真や笑顔の集合写真などを公開し、「言葉にできない気持ち。子どもたちと家族になった友人たちとの思い出。日本を離れるのはどれだけ悲しいことか」などと思いの丈を綴っている。