【ヴィッセル神戸vs湘南ベルマーレ 12月8日】
最終節までもつれたJ1の優勝争いは、強さを見せた神戸が制した。
宮代大聖の最初のゴールはVARに否定されたが、26分、酒井高徳からのクロスを武藤嘉紀がヘッド。GKは反応したが、そのこぼれ球を宮代が押し込んで先制した。
「勝てばいい」という試合のプレッシャーを取り払った1点だった。
43分には大迫勇也、佐々木大樹という流れで武藤が2点目。
扇原貴宏の3点目は豪快だった。70分、その左足から放たれた弾道は美しかった。神戸での初ゴールとなった。
3―0。
試合終了の笛を聞いた山口蛍は感無量というように天を仰いだ。
神戸は史上6チーム目となるJ1連覇を成し遂げた。これまでに2連覇したクラブはV川崎、鹿島、横浜FM、広島、川崎Fだった。
天皇杯も2週間前に獲得したから2冠だ。ACLEでも好調だ。