■首位を走る3チームとの「差」
後半に入って数分後、負傷した瀬川祐輔が担架でピッチを去ることになった。
エリソンはダイナミックに動いたが、ゴールには嫌われて両手を広げて苦笑いを見せた。
こんな日もある。
65分、ジェジエウのヘッドでの3点目も、見事なFKで2点目を奪った山本のコーナーキックからだった。
山本の存在が光った試合だった。
小林悠に代わってキャプテンマークをつけた、ヘディングでリーグ1位の7点を叩き出している山田新も、4点目を加えた。
この試合で、ACLエリート(E)は2か月のブレイクに入る。
東地区の勝ち抜けは、どこも決まってはいないが、あと2試合を残して川崎は勝点12。4位というポジションにある。
勝点13で首位の横浜FM、2位光州、3位神戸との差はわずかに1だ。
鬼木達監督は、いい形で川崎を離れることができる。