イングランド2部リーズ・ユナイテッドに所属するサッカー日本代表MF田中碧の“歓喜の雄叫び”が反響を集めた。
現地時間11月27日に行われたチャンピオンシップ第17節で、リーズは本拠地エランド・ロードで橋岡大樹が所属するルートン・タウンと対戦した。前節の勝利で首位浮上を果たしたリーズは、試合開始10分にサム・バイラムのゴールで先制すると、前半終了間際にはCKからヨエル・ピローが追加点。後半36分にはダニエル・ジェームズがダメ押しゴールを奪い、3-0の快勝を収めた。
その試合で田中は、ダブルボランチの一角としてスタメンフル出場した。そしてこの日もピッチを縦横無尽に動き回りながら攻守に奮闘。正確かつリズミカルにパスを捌き、チームにダイナミズムをもたらせた。
その試合終了直後だった。チームとしても今季初の3連勝を飾った田中は、ピッチからロッカールームへと向かう通路に、2点目を決めたピローに肩を組まれながら笑顔で登場した。その際に撮影カメラに気付いた田中は、両手とも三本指を掲げると、ニッコニコの表情を浮かべながら、日本語で「勝ち点3!」と叫びながら通り過ぎた。