11月19日、サッカー日本代表が中国代表と対戦した。その試合終盤に見せた鮮やかな攻撃が話題になっている。
インドネシア戦から先発メンバー5人を入れ替えて挑んだこの試合は、序盤、苦しんだ。ピッチの幅が短くなっていたこともあって、伊東純也と中村敬斗とのサイド攻撃もうまくいかず、それでもなんとかセットプレーから2点をもぎとった。
そんな森保ジャパンが“らしさ”を見せたのは後半から。特に、後半19分に鎌田大地が途中出場してからは攻撃で流れもよくなり、それが顕著に表れたのが後半35分過ぎの場面だ。
相手陣内で中央突破を狙う日本代表は、板倉滉から遠藤航にパスを出すとダイレクトで戻して板倉が再びダイレクトパス。これを受けた鎌田大地は遠藤に渡すと、田中が受けて鎌田に渡す。その戻しを受けた田中が、ミドルシュート。ペナルティアークの前から放ったこの一撃は枠外となったものの、ダイレクトパス7本をつないだこの攻撃はとても鮮やかだった。