10月17日、かつてジュビロ磐田や横浜F・マリノス、日本代表で活躍した名選手、奥大介氏の命日を迎え、旧友たちが懐かしい写真とともに弔っている。
1976年2月7日、兵庫県に生まれた奥氏は、神戸弘陵高校から1994年にジュビロ磐田に加入した。U-20日本代表などで実績を残した後、1997年から出番を増やし、非凡な攻撃センスを武器に磐田の黄金時代の一員として2度のJリーグ年間優勝(1997、99年)に貢献。2002年には横浜FMに移籍し、リーグ連覇(2003、04年)に導く活躍を披露した。その後、2007年に横浜FCに移籍し、同年限りで現役を引退。J1通算280試合出場62得点、日本代表通算26試合出場2得点の記録を残した。
悲報は、2014年10月17日に届けられた。沖縄県・宮古島市内で車を運転中の事故死。享年38歳だった。
あれからちょうど10年が経過し、奥氏より1学年下で磐田、日本代表で共闘し、多くの時間をともにした福西崇史氏が、自身の公式SNSを更新した。そして「10/17 奥大介 もう10年か〜。。」の言葉とともに、若かりし日の奥氏との私服ツーショットと、中山雅史氏や高原直泰ら錚々たる黄金期メンバーが揃った試合後のチーム写真を公開した。
さらに福西氏は公式インスタグラムに「大ちゃんの分も人生楽しまなきゃ。。。」との言葉に続き、「#いつも一緒 #テコテコ歩き #靴下さがりめ #ありがとう」などのハッシュタグも付け加えて、仲の良かった朋友を追悼し、改めて感謝の意を示している。