現地10月13日、イングランドの女子スーパーリーグ第4節が行われ、マンチェスター・シティ・ウィメンズが、敵地でのリバプールFCウィメン戦に2−1で勝利した。その試合後に撮影された写真が脚光を集めた。
舞台はフットボールの聖地アンフィールド。前半41分にリバプールがオリビア・スミスのミドル弾で先手を奪うも、後半13分にマンチェスター・シティがカディジャ・ショーのヘディング弾で同点に追い付くと、後半アディショナルタイム2分に再びショーが、今度は右足で豪快にニアサイドを射抜いて逆転ゴール。多くの観衆が詰めかけた中で劇的な試合となった。
その試合で対峙したのが、長谷川唯と長野風花だった。サッカー女子日本代表なでしこジャパンでは息の合ったコンビを組む両者が、この日は敵同士として中盤でしのぎを削ることになった。さらにマンチェスター・シティでは、GK山下杏也加がゴールマウスを守り、後半32分からは藤野あおばが途中出場。なでしこジャパンの4人が、アンフィールドのピッチに同時に立つことになった。
そして試合後、山下が自身のインスタグラムで「試合後の楽しみ」と綴り、激闘を終えたアンフィールドのピッチ上で4人が仲良く肩を組み、笑顔を浮かべる写真を公開した。勝敗は度外視に4人ともが充実した表情を浮かべており、額縁に入れて飾っておきたいほどの“いい写真”となっている。