【川崎・鬼木達監督が退任で語ったこと(2)】監督退任後について「エネルギーのあるうちは、また次っていうものを考えてやっていきたい」と意欲十分。“勝っても辞める覚悟”で残すものの画像
川崎フロンターレの鬼木達監督 撮影:中地拓也
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 ルヴァンカップ準々決勝で、川崎フロンターレアルビレックス新潟と戦った。アウェイで大敗し、ホームでも敗れたその2連戦の直前に、鬼木達監督はチームと話し合いを持っていた。

 来季の契約をどうするか――。その重い内容の結論は、退任。そして発表されたのは10月16日のことである。
 準々決勝で勝ち上がれば、次はファイナル。国立競技場での決勝を制すれば、8つ目のタイトルを手にすることとなる。となれば、新潟戦の勝敗が「退任」という結論に直結したのか、鬼木監督に聞けば、そうではないという。
「チームとの話し合いの中でね、チームの方向性もそういう方向でしたし、自分自身もその中でどういうふうに転んでも、その結果は関係ないですね。勝っていても負けていてもと言ったら変ですけども」
 ルヴァンカップの結果が出たこのタイミングでの発表となったが、移籍情報や噂話などで出ることでさまざまな動揺を避けるためだという。

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