■中村敬斗なら「間違いなく決めていた」
――三笘の競争相手は、中村敬斗になります。
大住「サウジ戦でも、最後に中村敬斗の一撃を見られたら良かったな」
後藤「もう少し時間をあげてほしかったよね。代表ウィークに入る前に、所属するランスで決めたモンペリエ戦のミドルシュートはすごかったなあ」
大住「すごかったね。あんなシュートを、力を入れずにシャープに打つだけで決めるからすごいよね。力いっぱい打って、というんじゃないからね」
後藤「そうそう。しかも、まぐれじゃないんだもんね。狙ってきちんと打っている。そんな選手がなかなか試合に出られないんだからねえ」
――森保一監督は、そういう焦らしをすることがよくあるように思います。
大住「焦らしているのかな(笑)。でも今のところは皆、納得していると思うよ」
後藤「負けたら納得しないだろうけど、結果が出ているしね」
――サウジ戦では、追加点を奪った小川航基も含めて、交代策は大当たりでした。
大住「僕は、初招集の大橋祐紀を出すんじゃないかと思ってた。森保監督は、だいぶ小川を買っているのかな。追加点が生まれたCKにつながる、小川のシュートがあったでしょ。大橋だったら、もしかしたらあのシュートを決めていたかもしれないね」
後藤「中村だったら、間違いなく決めていたね。でもね、森保監督は焦らすから(笑)、呼んでもすぐには出さないんだよ。とはいえ、大橋は旬の選手だから今使わないと、半年後には使えなくなるかもしれない。だから、次は出してほしいね。年齢も年齢(大橋は28歳)だし、今使わなかったら、ずっと使えなくなっちゃうよ。乗っているときに使わなきゃ」
大住「デビュー戦になるし、良い状態で出してあげたいんだろうね」
後藤「次のオーストラリア戦でデビューかな」