■英語が話せない理事長と「会話」が弾んだ!
高級車の後ろの座席に理事長と2人で座りました。ところが、この理事長は英語がしゃべれなかったので、2人とも無口なままでした。中国人となら、漢字を書いて筆談をするという裏技もありますが、車が揺れるので紙に文字を書くのは大変です。
そういえば、さっき、通訳を交えて話をしていたときに、この理事長はイタリアのクラブで半年間くらいクラブ経営について学んできたと言っていたことを思い出しました。
それなら……。「イオ・ポッソ・パルラーレ・ウンポ・イタリアーノ」(僕、イタリア語なら少し話せますが……)と言ってみたのです。
バッチリ、でした。
理事長も、僕とほとんど同じ程度のイタリア語を話せたのです。こうして、大連市内の車内でイタリア語で会話が弾んだ(?)というわけです。