今回のtotoはJ1第33節の9試合と、J2第34節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
今節は、上位と下位の対戦が目立つ。混戦が続いたシーズンも終盤に入り、ジワジワと差が開いているが、順位が入れ替わる、差が縮まる予感が漂うカードが多い。
まずは、首位のサンフレッチェ広島と、18位のジュビロ磐田の対戦だ。予想は引き分けである。
広島にとって痛いのは、3日にアウェイでのACL2を戦うために、中2日の戦いになることだ。主力を国内に残して選手を入れ替えてはいるものの、遠征の間の指揮官不在や選手のコンディション調整など、不安材料であることは確かだ。
また、気になるのが相性の悪さだ。磐田には22勝8分27敗と負け越しているのだが、さらに磐田のホームに乗り込むと、8勝3分19敗とグッと勝率が下がる。
磐田が降格した2022年にも、ホームでは勝利したが、ヤマハスタジアムでも引き分けている。敗戦までは思い描けないが、不安材料と残留へ必死の磐田の熱意を考えれば、引き分けは十分にあり得る。