■2017年9月に「エスコートシニア」初実施
この「エスコートシニア」は、実は過去にも行われており、初めて実施されたのは2017年9月10日のJ2リーグ第32節のカマタマーレ讃岐対ロアッソ熊本戦(Pikaraスタジアム)とのこと。その後も継続して行われ、昨年はJ1リーグ第7節のセレッソ大阪対北海道コンサドーレ札幌(ヨドコウ桜スタジアム)、5月のJ1清水エスパルス対湘南ベルマーレ戦(IAIスタジアム日本平)などで実施された。
日本社会における高齢化問題はJリーグも無縁ではなく、スタジアム観戦者の平均年齢の上昇がデータ上でも明らかになっている中で、むしろ積極的に取り組むべきことであると言える。新規の若者ファンの獲得と同時に、古参のシニアファンのためのイベントも大切であり、今後も定期的に行われることになりそうだ。