川崎の元仏代表FWゴミスが電撃退団で、竹内強化部長が「互いに話し合った結論」と取材対応……すでにチームを離れ、最後は選手&鬼木達監督と笑顔の写真撮影の画像
川崎フロンターレを離れることとなった元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス 撮影:中地拓也

 9月24日、川崎フロンターレの竹内弘明強化本部長が取材に応じ、バフェティンビ・ゴミスの退団を発表した。

 サッカー元フランス代表やアジア王者という肩書を引っ提げて入団したゴミスが、フロンターレを離れることとなった。1985年生まれで現在39歳のストライカーは、昨年8月8日に川崎に入団。今年5月の北海道コンサドーレ札幌戦ではハットトリックを記録していた。

 そのゴミスと、9月20日に双方合意のうえで契約を解除。すでにチームを離れており、選手や鬼木達監督にも挨拶を済ませたという。

 竹内強化部長は「双方合意のうえ、解除」と円満での退団だったと説明し、「何か問題があってというわけではない」とも話す。この話が出たのは、チームが「ルヴァンカップからACLに向かうタイミング頃」で、その後、「何がベターかというのを話し合った結果、20日(の解除)だった」とも話す。

 フィジカルを生かしてのポストプレーは新たな武器となっていただけに、竹内強化部長は「バフェは戦力だったし、模範だった」とリスペクトを表したうえで、「彼のキャリアを考えた時に現状はクラブとしても心苦しい」と、出場機会がなかなか得られなかった現状も慮った。

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