現地9月15日、フランス1部リーグ・アン第4節が行われ、スタッド・ランスは敵地でナントに2-1で勝利した。そこで生まれた伊東純也&中村敬斗の日本代表コンビで奪った試合終了間際の逆転弾からの歓喜の様子が反響を呼んだ。
代表ウィーク明けの一戦。開幕1勝1分け1敗スタートのスタッド・ランスは、伊東は3トップの右でスタメン出場し、中村は後半28分からの途中出場となった。試合はナントが前半28分に先制するも、スタッド・ランスが同34分に追い付く展開となり、1-1のまま後半アディショナルタイムに突入した。
時計の針が90分を経過した直後だった。右サイドのペナルティーエリア角でパスを受けた伊東が巧みなターンから前を向く。そこからボックス内のマーシャル・ミュネツイとワンツーで中央に入り込んで相手DF複数人を引き付けた後、左前へダイレクトパス。そのラストパスを受けた中村が、ワンタッチで足元にボールをコントロールした後、右足シュートでゴール左隅へ流し込んだ
この土壇場での逆転弾に、中村だけでなくチームメイトも大興奮。“膝スラ”からピッチに倒れ込んだ中村に、アシストした伊東が抜群のスピードで駆け寄って覆い被さると、その上から他の選手たちも次々と重なり、“歓喜のピラミッド”が披露されることになった。