9月19日、AFCチャンピオンズリーグ2のグループステージ第1戦が行われ、サンフレッチェ広島がカヤFCと対戦。3-0で勝利した。
今季から大会の開催フォーマットが大幅に変更となったACL。日本勢からはACLエリートにヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスの3チームが参戦し、サンフレッチェ広島はACL2に挑むこととなった。
広島はその一戦目を広島サッカースタジアムで行うこととなり、フィリピン王者を迎え撃った。J1リーグでも首位争いを繰り広げる広島が前半37分にドウグラス・ヴィエイラの得点で先制。さらに追加点が欲しい中で迎えた後半9分、元ポルトガル代表FWが火を噴いた。加入したばかりのゴンサロ・パシエンシアが圧巻のゴールを決めたのである。
チャンスを作ったのは先発した満田誠だ。背番号11を継承する満田が敵陣中央をドリブルで持ち上がる。そしてペナルティアーク手前で、ボールを左に展開。そこにいたのがパシエンシアだった。ペナルティエリア内左でトラップすると、相手DFがゴール方向のコースを切ろうとするが、パシエンシアの振りにつられたスキを見逃さず、右足でシュート。ゴールネットのサイド部分に見事に突き刺したのである。