J1川崎、ACLE開幕を前に懸念される「荒れに荒れた韓国のピッチ状況」。練習では芝がなくなった“土むき出し”の場所も……鬼木監督「アジアのトップを目指す大会で、このピッチは残念」の画像
韓国・蔚山で練習する川崎フロンターレの選手 撮影:中地拓也

 9月18日、川崎フロンターレACLEの開幕を迎える。初戦の相手は、韓国の蔚山現代。終盤に入ったKリーグで首位を走るチームだが、もう一つ、注意しなければならないのがピッチ状況だ。

 試合を翌日に控えた9月17日の韓国・蔚山市内。この日の最高気温は32度を記録し、湿度は90%を超えたという。実際、少し動けば汗が噴き出るほどで、こうした暑さが影響したのか、芝が各地で荒れているという。

 両チームの監督と代表選手が出席した前日会見でも試合会場となる蔚山文殊サッカー競技場のピッチが質問として上がり、蔚山の監督も「とても難しい試合になる」と警戒。

 また、川崎の鬼木達監督も「アジアのトップを目指す大会で、このピッチは残念に思います。お互いにいい選手がいるので100%を出し合えるピッチコンディションでやりたかったのが正直な思いです」としたうえで、「ただ、サッカーですので今後もピッチコンディションや気候面の問題も出てくるかもしれません。それでもベストを尽くして勝つ道筋を選手と一緒に考えていきたいですし、やるしかないと思っています」と前を向いた。

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