ポーランド1部のグールニク・ザブジェが、J1ジュビロ磐田から期限付き移籍で獲得したMF古川陽介の加入ムービーを公開して話題を集めた。
滋賀県出身で現在21歳の古川は、京都サンガF.C.のジュニアユースから静岡学園高に進学し、華麗なドリブル突破を武器に高校選手権で活躍。2022年に磐田に加入すると、1年目にプロデビュー、2年目にJ2リーグ戦28試合に出場して1得点をマークすると、3年目の今季はJ1リーグ戦24試合に出場して2得点をマーク。スタメンは1試合のみだが、途中出場から試合の流れを変える“切り札”として活躍した。
その古川の海外移籍が9月6日に電撃的に発表された。その際、磐田が自動降格圏から脱出できていない現状に「すごく申し訳ない気持ちでいっぱい」と複雑な心境を明かしながらも、「自分の幼い頃からの夢である、世界で1番のドリブラーになる夢を早く叶えたい気持ちがさらに強まりました」とのコメント。すると移籍先となるグールニクも早速、公式エックス(旧ツイッター)に古川を紹介するスペシャルムービーを公開した。
「Kon'nichiwa!」の挨拶が付けられた映像は、スズキの日本車の登場シーンから始まり、古川が車を運転する場面と、本拠地スタジアムのピッチでドリブルやリフティングを披露する映像を交互に編集。最後は古川が「グルニクに必要な日本人です」との自己紹介で締められている。