■浅野、前田、「五輪エース」の1トップ
――三笘をジョーカーにしたり…。
大住「そうそう。それに堂安律と久保建英もいるよ。浅野拓磨の1トップもありえるし、前田大然も良いし。今度は、そういう動き回るタイプのCFを使って、バーレーンがスカウティングした中国戦とはまったく違うタイプの試合にする、ということも全然、問題なくできると思うね」
後藤「3バックと4バックを自由に使い分けられるようになっているけど、CFのタイプによってという点では、まだ自由に使い分けているという印象じゃないよね」
大住「そこはまだだね」
後藤「意図的ではなく、この選手を出したらこうなった、というのが多いよね。1トップで、誰かひとり、9番タイプの選手が固定されるといいんだけど、そういう状況になるのは、当分、先になりそうだからなあ…。だったら、いろいろなタイプのCFを、対戦相手によって使い分けるというやり方を確立していくのがいいのか…。そのあたりが、このチームの残された問題点だよね」
――細谷真大もいます。
後藤「期待している。オリンピックでは良かったよね」
――次は、どんな戦い方をするのが正解でしょうか。
後藤「暑い中での試合だから、結果を出せば、それ以上に言うことはない。メンバーもコンディション優先で選べばいい。現時点でのコンディションと移動の影響、暑さに対する耐性を考えて…」
大住「Jリーグの選手は、暑さに慣れていると思うけどな」
後藤「そうそう、2か月に及ぶ暑熱対策ができているもんね」
大住「そうなると、最大勢力の町田勢の出番かな~?」