「終電のことホントに気にしてくれてたw」J1川崎の元サラリーマンFWの「サポーター思い過ぎるゴールを決めた理由」にファン歓喜!「ww ナイス気遣い!」「さすが、元社会人」の声の画像
甲府戦でゴールを決めてサポーター席に走る川崎フロンターレの遠野大弥 撮影:中地拓也

 9月8日、川崎フロンターレヴァンフォーレ甲府と対戦して1-1で引き分けた。この試合の結果、ルヴァンカップのベスト4に勝ち上がっている。

 ホーム&アウェイで行われるルヴァンカップの準々決勝。等々力で1-0で先勝していた川崎は、中3日でアウェイに乗り込んだ。川崎は引き分けでも勝ち上がれるが、甲府は勝利が必須。そのため、ホームチームが攻めの姿勢を見せて試合が進む。

 そして前半のうちに甲府が同点に追いつくことに成功。川崎にとって、勝ち上がるためには得点が必要となった。仮に90分で終わらなければ延長まで進み、それでも引き分けならPKで決着をつけるというレギュレーション。

 しかし、そこには別の“戦い”もあった。川崎から駆け付けたサポーターの中には、日帰りでの参戦を計画している人が多くいた。18時にキックオフした試合は、電車で帰るサポーターにとって90分で終わることが実質的にマスト条件。後半アディショナルタイムでも2戦合計1-1というスコアは、アウェイチームの観客席に冷や汗をかかせることとなった。

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